田中敬子(プロフィール) 大阪音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。 卒業と同時にウィーンに留学し、フリードリヒ・グルダを育てた名教授ブルーノ・ザイデルホーファーに師事、氏の最後の弟子となる。その後、ヨゼフ・ディヒラー、ハンス・カン、レオニード・ブルンベルクに師事。 4年間の留学を終え、ウィーン・ベーゼンドルファー・ホールでリサイタルの後に帰国。NHK洋楽オーディションに合格、NHK-FMに出演。 帰国後は、様々な新進演奏家のコンサートに出演、音楽誌にも取り上げられる。以後、東京、大阪、神戸を中心にリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽などで活躍する。 1992年、ニューヨークの音楽マネージャーのオーディションに合格し、カーネギーホールでリサイタルを行う。その後、ウィーン、スロバキア、ブラジルなど国外でもリサイタル、オーケストラとの共演など演奏活動を積極的に行う。 2000年から2003年にかけて計6回にわたり、モーツァルトのピアノソナタ全曲演奏会を開催する。 2002年、神戸市文化奨励賞、ブルーメール賞の両賞を受賞。兵庫教育大学大学院において、和声と感性の関係を研究。作曲家の草野次郎に師事する。2009年3月、修士課程修了。大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪シンフォニカー、モーツァルト室内管弦楽団、テレマン室内管弦楽団、NHK交響楽団メンバーによるモーツァルトオーケストラ、アルカディア管弦楽団、スロバキア・ゾリスデン、など多くのオーケストラとたびたび共演している。 室内楽ではチェコのヤナーチェク弦楽四重奏団、ターリッヒ弦楽四重奏団、チェコフィルハーモニー弦楽四重奏団、ザルツブルク八重奏団などと数多く共演している。現在、兵庫県音楽活動推進会議、神戸芸術文化会議、神戸音楽家協会会員。 |